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  • ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦の感想・評価

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

Anthropoid

上映日:2017年08月12日

製作国:
  • イギリス
  • チェコ
  • フランス
  • / 上映時間:120分
    監督
    ショーン・エリス
    脚本
    ショーン・エリス
    アンソニー・フルーウィン
    キャスト
    キリアン・マーフィ
    ジェイミー・ドーナン
    ハリー・ロイド
    シャルロット・ルボン
    トビー・ジョーンズ
    ビル・ミルナー
    サム・キーリー
    ブライアン・キャスプ
    シーン・マホン
    マルチン・ドロチンスキー
    アンナ・ガイスレロヴァー
    あらすじ
    第二次世界大戦直下、ナチスはヨーロッパのほぼ全土に占拠地域を広げていた。ヒトラーの後継者と呼ばれ、ナチス第三の実力者であるラインハルト・ハイドリヒは、ユダヤ人大量虐殺の実権を握っていた。イギリス政府とチェコスロバキア亡命政府はハイドリヒ暗殺計画を企て、ヨゼフ(キリアン・マーフィ)、ヤン(ジェイミー・ドーナン)ら七人の兵士の暗殺部隊を、パラシュートによってチェコ領内に送り込む。ヨゼフとヤンはプラハの反ナチス組織や家族と接触し、暗殺計画を進めていく。ついに無謀なミッションは実行されるが、ハイドリヒ襲撃に憤慨したナチスは常軌を逸する残虐な報復を始める―。

    「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」に投稿された感想・評価

    poor japanese title
    remake of ”operation daybreak”
    the previous work is a masterpiece
    邦題はクソ。でも内容は悪くありません。特に目を引いたのは“死”の描き方。たとえばナチスから逃げる際に撃たれた女性などは、撃たれるシーンがないんですよね。走ってるところを映しだし、別の場面に一瞬切りかわった後、撃たれて倒れた姿をアップで見せる。いわば生気がない目を介して、死を伝えてる。

    一方で、教会での銃撃戦はこれでもかと血を見せて、お世辞にもキレイとは言えない。おそらくこれは、戦争を美化しないという意識が表れているからだと思う。ガプチークとクビシュの視点からエンスラポイド作戦を描いてるので、“邪悪なハイドリヒを討ち取った英雄の物語”になってもおかしくないのに、そうはなっていない。ガプチークとクビシュの最後も、スローモーションや過剰な音楽が使われることなく、驚くほど呆気ない。こうしたコントラストは意識的なものだと感じた。

    生還率がほぼ0%の作戦にガプチークとクビシュが選ばれたのは独身だからなんだけど、その2人が大切に思える人と出逢い、楽しい一時を過ごす様子は結末がわかっているだけにとても哀しい。そんな哀しい人生を生みだしてしまう戦争の残酷こそ、本作が伝えたかったことではないでしょうか。
    「Cowards die many times before their deaths; The valiant never taste of death but once」

    キリアン マーフィーはいいですね

    クールで頭のいい印象なキリアン マーフィーが取り乱すと大変な事が起きてると勝手に思わされちゃう

    しかしなんだこの邦題は。
    WW2時のラインハルト・ハイドリヒ暗殺計画エンスラポイド作戦の経過を描いた硬派な作品。
    70年代の戦争映画にあったようなユニークさは皆無で殺害計画と死と隣合わせの人々の希望と絶望を淡々と描写する。
    計画後の絶望的な暴力連鎖と殺戮描写はプライベート・ライアン的な目を背けたくなる殲滅戦。
    どの時代どの世界にも保身の為に人を陥れる事が出来てしまう弱者(なのか?)は居て、その為に有能な人々が死んでいくという悲劇。
    歴史の1ページではあるが第二次世界大戦の悲惨さは良く解る。

    【銃撃戦のリアリズム】
    ブンブンシネマランキング2015
    旧作洋画7位を獲得した「メトロマニラ 世界で最も危険な街 」のショーン・エリス最新作。
    注目のアイルランド人俳優キリアン・マーフィとジェイミー・ドーナンを起用し描くナチス高官暗殺事件。

    1942年チェコを統治していた高官ラインハルト・ハイドリヒの暗殺を目論む若者を描いているのだが、「メトロマニラ 世界で最も危険な街 」同様、リアリズムとアクションのバランスがめちゃくちゃ良い。暗殺時刻数分前の焦らし方、若者たちが焦りのあまりに見せる隙にハラハラドキドキさせられる。また、この手の映画は敵(この場合SS側)が、あたかも強そうに描き人間味を失いがちだが、
    どちらも銃弾を外したり、痛みを感じつつ攻防させるので、非常に人間臭い戦いが観られる。特に教会でのバトルは、
    銃撃戦なのにしっかり心理戦に仕上げているので好きだ。
    これは日本公開して欲しいなー
    ナチス時代のBased on a true story. 凄まじかった。

    題名のAnthropoidは『Operation Anthropoid (=類人猿作戦)』の事。
    それは第二次世界大戦中、イギリスとチェコスロバキア駐英亡命政府による、ナチスドイツの高官ナンバー3のラインハルト・ハイドリヒ暗殺計画のコードネームだった。
    プラハにパラシュート部隊として送り込まれたヤン・クビシュ(Jamie Dornan←フィフティ シェイズ オブの...)とヨゼフ・ガプチーク(Cillian Murphy←こっちの方が好き)は、ドイツ兵が人々をどうしようもない理由でバンバン殺すプラハで、暗殺計画を実行する機会を伺います。常にハラハラです。さらに2人がイケメン(映画の感想に対しては不謹慎だけど)で見応えは倍増します。
    しかし、計画を実行し、その後の展開がもう...目を覆いたくなる。戦争はほんとだめだわ。。。どうしてこんな事ができるのか...

    バイオレンスなシーンもあるし、決していい終わり方ではないけど、このような事があったと知っておくのは、時に必要だと思った。
    20161204視聴。実話シリーズ。ドイツに併合されたチェコスロバキアでナチス高官ハイドリッヒを暗殺するレジスタンスの落下傘降下隊の悲劇。最後30分の教会および地下室での抵抗が圧巻。せっかくあそこまで作ったのなら、もっとドイツ語でないとリアリティが薄れそう。ヒトラー暗殺に失敗した『ワルキューレ』を少し思い出した。
    本当チュルダ
    いわゆる戦争モノをあまり観ない自分には新鮮だった
    □物 語 ★★★★★ ★★
    □配 役 ★★★★★ ★★
    □演 出 ★★★★★ ★★
    ・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆
    ・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆
    ・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆☆
    ・雰 囲 気 ☆☆☆☆☆ ☆☆
    ・エンディング ☆☆☆☆☆ ☆☆
    □映 像 ★★★★★ ★★
    □音 楽 ★★★★★ ★★
    ジョージタウンの映画館で鑑賞。ハイドリヒを殺害したWW2のいわゆる「類人猿作戦」の遂行とその顛末。ローラン・ビネの小説『HHhH』はパラシュート部隊の物語をいかに客観的に語り得るのかという歴史記述の問いが先行したが、本作は作戦遂行以降の悲劇に大幅な時間を割き、計画成功による報復としての大虐殺を描く。そこにはもちろん完全な客観は存在しないのだろう。だからこそ、ラスト30分の教会籠城シーンは凄まじい。

    ナチス以外みんな英語堪能など、ツッコミどころは多いけども。しかしラスト30分は凄まじい。まったくジャンルは違うけど、俺は『ブレードランナー』のレプリカントの死を思い出した。たしか雨が降っていたはずだ。
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