偉大さとか尊さとか崇高さはない。
でもとにかくエキサイティングだった。
LGBT映画のようでもあった。そのうち食人も性の一つとして社会的に受け入れられるんじゃないか、そんなこと想像してしまった。
観てる最中
ずっと胃の中がブヨブヨしていて、
見たくないとも思った。
でもそんなことより、ずっとなんか悲しかった。悲しいくらい、食べてしまいたいくらい、人間は人間を愛してる。
おれはなんか気持ちが解ってしまった。
あんなに胃の中気持ち悪かったのに
見終わったら妙に腹が減っていて
コンビニのチキンとおにぎりを貪るように食って煙草を吸った
馬鹿みたいだと思った
でも、まわりにいる人々も大して変わらなかった。安心、した。
みんなどうせ生だ。