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RAW〜少女のめざめ〜のSのレビュー・感想・評価

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
4.1
--- めざめ ---
最高な美。グロテスクを超えて芸術。終始画面から目が離せなかった。静寂から始まる空間に吸い込まれた。少女が大人の女性になる過程をカニバリズムとしてこんなにも上手く描けるのだなと、。そこには、家族の愛だったり性への目覚めであったり大人になることへの葛藤であったり、とにかくいろいろなものが詰まっていた。獣医学校っていうのも納得。人間と動物の違いってなんだろうか。ジュスティーヌは人間であり動物になり獣にもなった。ジュスティーヌを演じたギャランス・マリリエの演技には脱帽。素晴らしい女優さん。一気に好きになった。ジュスティーヌの眼光は忘れられない。期待以上の作品だった。ずっと観たかったから観られてよかった。
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