平凡で偉大な
すべての母親に捧げる
やーっと観た。観て良かった。分かってはいたんだ、大号泣するのは。
笑と涙が共存する映画はとても好きで、本作も長くながーく私の人生でおすすめする一本になりました。
世界中にいるお母さんが、子どもが、ただただお互いの純粋で平凡な幸せを願う世でありますように。
私の娘は
健康で幸せならいいの
分かってない
どうして?
例えば私よ
私は健康で幸せな
子ブタだけど
役立たずだった
何が役立たずなの?
あなたは素敵よ
母親になれば分かる
なっても考えは同じよ
私の記憶にある母は
1人の中年の女性だった
だから いつも忘れてしまう
母もかつては少女だったと
「FOD解約したよ〜」という母の言葉に突き動かされ急いで本作を観ました。笑 そんな母もかつては少女だったなんてね。笑
- ネタバレ -
終わりを知ってからシャオリンとホワンインの会話を聞くとより泣ける。あの会話(上記引用)をしてる時の二人の表情が本当にリアル。ジア・リンさんの母への思い、この作品に込める思い、もうなんかいろいろな感情が伝わってきました。チャン・シャオフェイさんの「何が役立たずなの?あなたは素敵よ」も涙なしではみられない。あげ出したらキリがないけれど、20歳にしては笑い方に年齢を感じたり、あの雰囲気だったり、そういうことねって。役者さんってすごいね。
シャオリンは母に孝行をしようと自分の存在が消えてしまうかもしれないのに(多分そんなことは考えていないんだろうけど笑)過去を変えようとする。けれど、なぜかうまくいかない。でもそれはきっと「雨は降り、母は再嫁する」なんだろうと思う。「私はとても幸せなのに なぜ信じないの?」結婚証を破られたときのホワンインの台詞。あぁ、信じるって、自分のことを肯定して信じてあげることは母の、そしてホワンインの人生を肯定してあげることなんだろうと思ったり。だから幸せでただただ笑って幸せでいることは最大の親孝行なのだと、なんとなくだけど母の気持ちを分かった気にもなれました笑
✴︎ 6 字幕 ✴︎