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RAW〜少女のめざめ〜のe1416のネタバレレビュー・内容・結末

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的・・・でした・・・
シャーリーズ・セロンのMONSTER以来の。これ観たときは1週間うなされたのですが、これは1回目は映画館で途中退出してしまった。最初のショッキングなシーンで全身の血が逆流したみたいになり、映画の音楽が後を押すように緊張を掻き立てて、「これもうヤバイ」と思ってフラフラになりながらトイレに歩いて行った(駆け込みたかったけど、駆け込んだら転ぶ気がして)。トイレに入ってからは汗がとまらなくて服を全部脱いだ。。
トイレを出ても1時間くらいはそこから動けず、落ち着いてから帰宅したものの、「・・・」感が離れなかった。が、自分が退出した後の話はどうなったのかずっと気になってて、やっと鑑賞。前回面くらったショッキングなシーンは音無しにして、目を背けながら観た。その後も続くショッキングなシーンに音を消したり、目を背けたり、で、全部鑑賞。

で、感想ですが、
これは性の目覚めの話なんですかね。それまで両親に守られて箱入りで育ってきたお嬢さんが、新入生への洗礼激しい獣医学校に入学し、男性を意識したり、自分の身体を意識したり。セックスとかいうより、肉体への興味なのかな。肉体への渇望?なんちゅーか。
冷蔵庫のササミを生で食らうあたりは摂食障害っぽいなと思ったけど、ギャンブル中毒とかアルコール依存症とか、それと同じ類なんですかね。肉体への抑えきれない欲望。

で、最後のオチ。
いや、お父さんと一緒にお風呂入ってたでしょとかプール行ったでしょとか思うんだけど、それは置いといて。
え、あ、そうなの?ああーーーーお母さん!あなたも悪くないのよ!納得していいのかいけないのか、もう本当にしょうがないから付き合ってく道を探すしかないんだね、とちょっとほっとした。

もういっかい見たくないけど、心に残る作品でした。
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