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浮雲のしのレビュー・感想・評価

浮雲(1955年製作の映画)
4.5
成瀬の映像における繊細な感情表現、この少しでも注意が逸れると見逃してしまいそうな動作にて全てが語られることによる途切れることのない緊張感が楽しいですね。加えて成瀬は空間の扱いにおいても卓越しているんですよ。そして、けちょんけちょんに虐げられていく女に、その瞳にサディズム的な美しさの燦きを見出してるのも良い。とにかく素晴らしいものを見た。
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