やっちゃん

浮雲のやっちゃんのレビュー・感想・評価

浮雲(1955年製作の映画)
4.2
初めて見た成瀬作品にして成瀬監督にハマるきっかけとなった。

品が良くて美しいあの高峰秀子がこれでもかというくらいに堕ちていく。
「え、まだ」「もうこれくらいにしてあげてよ」とか見てて思いつつ、最終的には森雅之を責める気持ちすら萎える。(それまでに10回くらい引っ叩いてやりたい気持ちに駆られる。)

「女が階段を上る時」と同様、加東大介の存在感も良い。
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