ローレル＆ハーディのドタバタコンビが、妻に内緒でナイトクラブに出掛け、そこで隠れて酒を飲んで酔っ払う話。禁酒法の時代なので、いかにしてばれないように飲酒するかという駆け引きにおいて様々な笑いが生まれる。まあ酔っ払ってしまえば、飲酒を隠そうとしても無理な話なのだが。

短編なのでサクッと見て、クスッと笑える。彼らの他の映画に比べると、過激度は低めかな…と思っていると、最後の最後で考えを改めさせられた。やっぱり過激だ。

彼らのような人間は、ある意味幸せで良いな！

2016. 42

1930年に製作されたローレル＆ハーディのトーキー映画。サイレント時代からトーキー映画へ移り変わり順応の遅れたキートンやロイドとは違い、相棒がいる事で上手く作用し、会話のある笑いにもいち早く順応出来たローレル＆ハーディ。

キートンらは1人でいる故に、誰かにボケを受けてリアクションをしてもらわねばならず、
相手のスキルに依存しなければならなかったからだ。

彼らのトーキー映画は変わらず面白い。