親友

世界の果てまでヒャッハー!の親友のレビュー・感想・評価

2.0
モラルのないボケの連発には笑いを通り越して冷静になる。
この映画を楽しむためには「バカ」にならないといけない。
「バカ」はきっと人生が楽しい。
考えることは不幸だ。

自分が唯一笑ったのは「ナマケモノ」
動物は良い。
彼らは平等に笑顔をくれる。
こんな「バカ」映画も捨てたもんじゃないと心に潤いと豊かさを与えてくれる。
私はそんな「豊かさ」をもつ人たちに憧憬の念と好意を抱いている。
皮肉ではなく本音である。
私は「豊かさ」すら持ち合わせていない「バカ」以下の人間だから。

しかし、全く楽しめなかったというわけでもない。
シチュエーションや撮り方はユーモアがあって楽しかった。
まさかの続編だったということで、余程暇なら前作を見てもいいかなぐらいの心地。
『ハングオーバー』よりは全然良かった。

ところで、バカ映画における申し訳程度の環境問題提起って意味あるのかな?雑味でしかない気がする。
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