『女体銃／GUN WOMAN』に次ぐ光武蔵人監督 待望の最新作！
ジャンル映画への偏愛に満ちたディテール描写の数々。Rolling Thunder...COBRA...野獣捜査線...夢中で観てたバイオレンスアクション映画の記憶が呼び起こされ、脳内がワクワクし始めた。
ジャンル映画特有の、主人公登場のケレン味。光武監督はこういう説明的でないカタルシス描写と見栄の切り方が巧い。
そして溢れ出すフェティシズム...セクシーな銃器の扱い、そして走って逃げるヒロインの 短かく切り取られたタンクトップの揺れ方。
主人公である兄を演じたハヤテの身体から立ち昇る殺気は本気の張り詰め方で、そのストイックな集中力の凄まじさ。
今や光武組常連俳優の筆頭、亜紗美の阿吽の呼吸を感じさせるハマり役。鎌田規昭が実に生き生きと楽しげに演じる爬虫類のような悪役。声も実に良かった。
個人的には 大学時代の先輩 大須賀王子氏が出演していたのを見つけられた驚き！！
劇場公開されたら、もう一度観に行きたい☆ ９月３日より
