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マッドマックス:フュリオサのlaBamba01のレビュー・感想・評価

5.0
公開2日目、ファーストデーに駆けつけた。

公開前に「上映時間が2時間越えてるのが不安しかない」みたいなこと言ってた人をSNSで見かけたが...偉大なる映画監督ジョージミラー御大に謝れ‼︎‼︎ 笑
前作デスロードだって120分もあったし、オリジナル1作目のマッドマックス94分より長かったんだぜ。尺の長さだけで判断するのってナンセンス👎

で、本作観終わって。

🤫ここからネタバレ内容あり🤫





素晴らしい👍👍👍👍👍
2時間半の間まったくダレることなく没入させて貰った!
女戦士フュリオサの誕生を その幼少期から描き、前作デスロードへとシームレスに連なる壮大なMADMAXサーガ。否、これは近未来の神話。

主演のアニャ テイラー ジョイが登場するのが、開巻から80分経ってから😆子役の女の子がいつアニャ嬢に交代したのか?そんなスクリーン外のことが全く気にならなかった。オープニングからずっと"彼女"を観ている気持ちになっているのが驚き👍

セリフに頼らないアニャ嬢の眼ヂカラの魅力。本作はこのフュリオサの眼が語る映画と言っても良い。
中盤、広大なウェイストランドの只中に独り佇むフュリオサの姿に、マックスの姿が浮かび重なって視えた!

そして、「ウホッ」と叫びたくなったMADMAXロカタンスキーのカメオ的後ろ姿の出演まであって、これはもう小学生の頃にリアルタイムで観てどハマリしたスターウォーズep.4〜6、そしてファントムメナスへと連なるジョージ ルーカス監督の手によるサーガと肩を並べる、もしかしたらそれを超えたジョージ ミラー監督御年79歳の完璧なサーガじゃないか。

畳み掛ける肉体とクルマそしてバイクアクションのテンポの良さ。

フュリオサを乗せてオーストラリア大陸の広大な砂漠を疾走するV8エンジンの咆哮と狂気のスピードは、第1作のインターセプターチェイスからまったく衰えを見せない獰猛さ。

憎しみ恨み、復讐の象徴であるディメンタス将軍から迸るカリスマとエナジー、ユーモアと愚かさ、哀切そして肉体の雄弁さ。

ストーリーの終わらせ方も、これからの続き(期待!)やサイドストーリーをもっと観たくなる余韻の素晴らしさ。

傑作。
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