このレビューはネタバレを含みます
前作の温かみのあるストーリーやゲームの世界観が魅力的に対し、本作はインターネットの世界を舞台にしたことで、方向性が大きく変わっていた。2人がとても幼稚に感じた。
ラルフがヴァネロペに執着する描写が過剰で、成長より負の側面ばかりが強調されているのが気になった。一方で、ヴァネロペの夢も前作の流れと比べると唐突で、感情移入しづらかった。なんでいきなり？
インターネットの世界観やディズニープリンセスの登場など、話題性のある要素はあるものの、それらがストーリーの本質とあまり噛み合っておらず、全体的に「ネタ重視」の作品になってしまっている。前作のほうがおもしろかった。ラルフとヴァネロペの関係性の変化が不自然に感じられた。
