共依存カップルの話で驚いた。
この世界で弱さを持つのはラルフとヴァネロペだけで、あとのキャラクターは内面があるのかないのかといった世界観。e-bayとbuzztubeとディズニーお姫様クラブも二人だけの国といった印象。アナ雪にもズートピアにもリメンバーミーにもいた裏切り者がいない。裏切るのは自分自身。色鮮やかなワクワクの世界の中から出て、苦々しい思いが残る。
最後のセリフがラルフの「さぁ今日も仕事だ」だったのがなんとなく新鮮。別れの最後の瞬間に青い車が通るのは演出として定石かもしれないけど、やはりいいなと思う。
ザンギエフ夜の読書会が気になります。
