ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Yearsのndntmtkのネタバレレビュー・内容・結末

help!を新曲として出したばかりのジョンの歌声、顔つきを観て初めて涙したのは大人になったからなのだろう。興奮のシアスタジアム。アビイロードスタジオマスタリング。色鮮やかにいま同時代に生きているかのような、音楽で発狂する、革命を感じる、世界中の人々。暴動。初めて覚えた英語の歌、Can't buy me loveをもう一度画面の四人と口ずさんだのはまた純粋なこどもに還ったからなんだろう。ビートルズの音楽に人生の一時を、味気ないと思っていた一生から救われた人が世界に何億人いるのだろう。
もしこの貴重な映像が今日大画面で観られなかったら。わたしのこれからはどう違うんだろう。変わっていくことも変わらないことも。全ては必然と教えてくれるのが、ビートルズ。