ダルガリアン

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Yearsのダルガリアンのレビュー・感想・評価

4.2
ビートルズに関しては事前によく知ってるのもあって、ドキュメンタリーに対してそうだったのかーとか新鮮な感想は無いのだが
ビートルズ自身の問題や創作よりも、彼らを取り巻く環境と世界的大スターへと至る変化、その狂乱的とも言える状況にスポットを振り切っているのは良かったと思う
逐一歴史を紐解いてやってたら何時間あっても足りなくなる

で、内容としては珍しい素材もあるのはあるが基本は普通のドキュメンタリーなんだが、ズルいことに星の数ほどある大ヒットナンバーから小刻みにチョイスしてBGMに当てられているので、それだけで耳福
若かりし頃のクリアな映像に眼福

熱狂的すぎて逆に吹き出してしまいそうになるファンたちの描写含め、特に狙ってなくてもエンターテイメント感が出るのはさすが
ビートルズという名の社会現象、と言われるが、これは例えとかそういうことではなくて、本当にただ素直に事実なんだよなぁ