ビートルズが全世界でスターダムにのし上がっていく経緯をファン目線で堪能。
純粋に音楽が好きな仲間と出会って、一緒に夢を叶えていく様は小気味よい。何よりも、4人がお互いを必要としていて、楽しんでいる様子が伝わってきて嬉しくなる。
ワンフレーズ程度ではあるものの、楽曲は数多く流れ、関係者のインタビューや、当時の社会背景が実写で挟み込まれていて、時系列で当時の熱狂ぶりが理解できる。
人種差別への素朴なNO、宗教関係者からの批判への謝罪、彼らの人としての素直さにも感服する。ヘルプあたりからの歌詞に現れる苦悩や戸惑い、そこにもまた私たちは新たな魅力を感じてしまう。
モーツァルトと並び立つほどの天才。彼らの楽曲がいつまでも古びないのに心から納得!