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ぼくと魔法の言葉たちのKのレビュー・感想・評価

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)
3.5
2歳で自閉症を発症したオーウェンは、それまで普通に発達していたコミュニケーション能力が瞬く間に後退し、言葉を発せなくなる。

しかし、オーウェンが大好きなディズニー映画を観せていると、ある日映画のセリフを話し出す。現実世界の出来事を、ディズニーの世界の表現で解釈するオーウェンは、家族の支えもあり、23歳で立派に社会に出られるようになる。

オーウェンが自分の言葉で語る自閉症を患う苦悩や葛藤が、私たちが自閉症という症状を理解したり自閉症患者の方々と付き合っていく上での希望につながる、とても貴重なドキュメンタリー。
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