原作未読。この手の映画にはまったくと言って良いほど食指が動かないのですが(笑)今作は若手注目株の中川大志くんと葉山奨之くんの揃い踏みだったので、少し気になってしまいました。予告編の中川くんがちょっとツボっぽい気もしてw
そんな邪な気持ちで観に行ってみたのですが、いざ観てみるとニノンちゃんこと飯豊まりえちゃんにやられてしまった！(笑) なんて可愛いんだろう。感情移入しまくってしまった。
もちろん期待の中川くん＆葉山くんも良かったです。少女マンガ原作特有のむず痒くなるような描写も多々ありましたが(^^; 何とか成り立ってたし、中川くんはまぁ普通にカッコイイ。自信ありげな表情と裏腹な繊細さ。ニノに惹かれていく想いや未来への不安。語らずとも伝わって来るものがありました。（まぁ後から親切に語ってくれてしまうのだけれども(笑)）
葉山くんの真っ直ぐな演技にも心揺さぶられました。こういう子が脇の重要なポジションにいてくれると作品も締まります。ちゃんと見せ場もあって、彼がキャスティングされた意味も分かりました。
でもストーリーはありきたり。原作を端折り過ぎてるのか唐突すぎてワケわかんなかったり、簡単に先が読めてしまったり。キャストの熱演がなければ結構キツかったかも。
あと、親が出て来すぎるのもちょっと興ざめ。特にラスト近くのあのシーンに親の登場いるか？すんなり納得するのも説得力ゼロ。もちろん親の登場がないと成り立たないシーンもあるのだけれど、あの取って付けた感は酷かった。
でもキラくんとニノちゃんの可愛らしさに終始ニヤニヤしてしまって、あんなに何度も可愛すぎるでしょーー！って心の中で叫んだのは久々(笑) キャストにすべての点数を。
