いもようかん

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのいもようかんのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

バリー・コーガンの演技がすごいと聞いて観たが、この作品以降の彼の演技(イニシェリン島など)を観ていることもあり、正直普段の感じと一緒だなあと思ってしまった。
起こってることの原理がよく分からない(ぼかされている)のですっきりしない感じが残る。一方的な好意(?)にうんざりする場面や、事態が深刻になると焦りやパニック通り越してとんでもないことを淡々とし出す状況など、リアルな部分もあって怖かった。
ただ、結局父親が早めにマーティンにきちんと向き合うなりしていればよかったんじゃないかと思えてきて、終盤に従って父親が何とかしろや…という気持ちが拭えない。ニコール・キッドマンが出てきた瞬間に強キャラ感があり、この奥さん殺すの骨が折れるのでは?と思っていたが、結局生存できていて納得(?)した。
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