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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのpapikOのレビュー・感想・評価

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あまりにネガティブな方向へと物語が転がり、見ている最中は、どこか入り込めない瞬間があったり、逆に夢中になりすぎた。

復活祭の前夜祭でも見ているようだった。
祭りは、普段なら絶対にこうはしないと思うことでも、集団で堂々としてしまうところがおもしろい。

これも主観的な意見だが、
完璧な医者、父親が髭のせいでムスリムに見える時があった。
ニット帽を深く被り、家族に銃口を向けるシーンは特にそう。
そんな父親に、その父親を持つ家族に、
未来はあるのか、と思いを巡らせると、心が苦しくなった。
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