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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアのsayaのレビュー・感想・評価

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終始不安にしかならないのに何故か見入ってしまうランティモス監督作品。


見てからずっと引きずっていて、たまにふと思い出しては自分に慢心してはいけないなと思わされます。


バリー・コーガン(キオガン)がすごい。
画面にいるだけでこわい。
ダンケルクに出てた時と雰囲気全く違くて、鳥肌立つくらいこわい。


パスタむしゃむしゃ食べるシーンと、自分の腕を噛みちぎるシーンは不安になるのに魅入っちゃう美しさがありました。


コリン・ファレルがくるくる回るのが作品を物語ってる気がして印象に残りました。なんとも滑稽だった。


はっきりとした答えが明示されるわけじゃないけど、こういうことなのかなって自分の中で考えてしまう作品。


監督の前作のロブスターも見返したくなりました。
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