日比谷パンダ

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディアの日比谷パンダのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

多分、現実においてもそうなんだろうけど、取り返しのつかない状況ってわかりやすく陥るモノではなくて、ゆったり静かに進行していくものだなと思わせるとこの映画で体感しました。
ただ、マーティンに能力?があり、それに主人公や家族が翻弄、どのような行動を取るのかというドキュメントとして、すんなり観れれば良かったのですが、そんな病気を操るみたいなこと出来ないだろと思い、メタファーの発言なんかもあって、これは何か家族に不幸、不条理があってそれに納得出来ない主人公が整合性を持たせるために考えた妄想だったり?そうでなくてもマーティンに立ち向かい打ち負かすのか?という変な推測をしてしまって、ラストであー終わるのねとなってしまいました。自分自身のやるせない系映画を観る経験不足を感じました。