このレビューはネタバレを含みます
マーティンはスティーブンに対してメラメラしていた復讐心がいつのまにか恋心になっちゃってて
それが本人も気付いてるようで気付いていないパターンだと思う。
あの執着っぷりも未成年のそれにしか見えない。距離感もおかしいし。
コントロールできていることが嬉しいというよりは自分がスティーブンに影響をきたしていることで喜び(悦び)を感じているタイプで、だけどマーティンはこれまた無表情なもんで。
ただもっと自分のせいでオロオロしてるスティーブンが見られるかと思ったらあっさり殺したんで、ラストシーンでスティーブンを全く見てない辺りその恋も冷めちゃったのかな。
というのが私の考察。
視聴終了後にギリシャのストーリー『イピゲネイア』を知りより考察が深まった。
ただスパゲティのとこはよく分かんなかった()
非常に面白かった。
マーティン役のあの顔つきは天性のもの。今後も深い作品で出てきそうなので将来が楽しみ。