キューブリックや黒澤のカメラワークを踏襲していて好き。動きに物語が、意味がある。音楽も不協和音でありつつも、神聖な調子でバランスが良い意味で悪い。
バリー・コーガンのこれからがすごく楽しみ。キャリアの中で最も印象的な作品になっただろうと思う。格好良くなくても主演を張れる。ここが大事。
ギリシャ神話が〜、アルテミスが〜、と色々聴くが、映画として、エンタメとして一級品なのは間違いない。人の醜い欲求。欲求からくる醜い行動。言葉の節々から漏れ出てくる。この欲の中での息子の言動は、どんな印象を与えてくれるのだろうか。
