李

ナラタージュの李のレビュー・感想・評価

ナラタージュ(2017年製作の映画)
3.5
話の単調さに何回も睡魔が襲ってきたけど、無事最後まで観終わった。YouTubeで予告見た時これ絶対好きなやつ!☆4.3ぐらいくるかなって思ってずっと観るの楽しみにしてたんだけど、若干ハードル上げすぎたかな〜。

まず、好意がないのに思わせぶりな態度を取るのは良くないよ〜 卒業式のチューから始まり、夜中にあんな色っぽい声で電話してくるなんてずるい😂 辛い時に支えてとなってくれた泉の存在は彼の中でとても大事な存在で、尚且つ彼女は自分に好意を持ってくれている、だからこそああいう態度を取ってしまうのもまあ分からなくはないとしても、だからといって彼女の気持ちを振り回して良い訳ではないよね。松潤かっこよかったけども。笑 卒業後も葉山先生の心の隙間を埋めようと一途に思い続ける泉の姿もとても切なかった。物悲しい表情が何とも言えない。

そんな2人の間に入ろうとする小野くん、余裕のなさから出る束縛感と坂口健太郎の演技の上手さが相俟って、とても怖かったけどなんかああいう立場だったらああなってしまうのも仕方ないのかなと思ったり。

相手の感情が読めたり、好きな相手の矢印が簡単に自分に向けばどれだけ楽なんだろうと思わされる。人の気持ちって難しいですね(;_;)
雨が似合う暗め重め切なめな恋愛映画。
原作良さそうな匂いがプンプンする。
李