FREDDY

マンハントのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

マンハント(2018年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

名匠ジョン・ウーがチャン・ハンユーと福山雅治をダブル主演に迎えたサスペンスアクション作品ということで。

まず、ジョン・ウー監督作品で主演が福山雅治ということで多少の期待はしていたのだが、冒頭から期待を裏切られるどころか観る気すら失せるほどの古臭くてダサいものを見せつけられ、その後の展開も強引のわりに面白みに欠けるものばかり。もう残念としか言いようがないです。ジョン・ウー監督ならではのこだわりは理解できますが、白鳩ありきの展開や演出は違和感でしかないですし、そもそも本作は一体何を見せたかったのかがいまいち伝わらない。

豪華なキャスト陣には心惹かれるが、キャスト陣の個性が活かされているわけではないですし、登場人物らのキャラクター性も中途半端。そして、関係性も曖昧で、とにかく説明不足で理解に苦しむ。アクションとしても、全体的にそれなりといったところで、とくに目に残るようなシーンもなくて微妙の一言。そんな程度のアクションがこれ見よがしにスローで映し出されるのでテンポも悪いですし、一番気になったのはやはり銃撃戦ですね。派手さばかりが際立って、ただただ闇雲に発砲しているとしか思えないほど弾が当たらないので思わず笑ってしまいました。長距離では百発百中だった凄腕のスナイパーが至近距離で全く当てられないのは、もはやコメディですね。本作は片手間程度に観るくらいが丁度良い作品ではないでしょうか。とにかく古臭くてダサいとしか印象にないです。
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