HINA

22年目の告白 私が殺人犯ですのHINAのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

このストーリーの終着点はどこか、と考えた時。登場人物が少ない本作では、早い段階で展開が読めてしまうのが難点。
伏線が強調されており、気づくのを容易にしてしまう。
ただ、展開が分かっていても主演2人の演技で飽きさせないつくりになっていると思う。また、伏線回収は丁寧で納得感がある。
二点。一つは殺人の動機に納得できない。犯人の過去に対して、その人の正義ではない気がするのと、猟奇的なものならその演出が欠ける。
もう一つ、元殺人者に対する民衆の熱狂ぶりは現実的ではなく違和感を感じてしまった。
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