黒田研二

22年目の告白 私が殺人犯ですの黒田研二のレビュー・感想・評価

4.2
阪神大震災の起こった1995年、凶悪犯罪の時効廃止が決まった2010年、そして現在の2017年を上手に繋ぎ合わせて作られた小気味よい作品。要所要所にワクワクな見せ場があり、最後までまったく飽きさせない。リアルとトンデモのギリギリなところを狙って作品を成立させているところが、またなんとも憎らしい。とくにニュースショーの対決シーンはサイコー。ただ、そこが作品全体のクライマックスとなってしまい、終盤の真犯人との対決シーンがやや物足りなく思えてしまったのは残念だったかも。
黒田研二

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