こうだい

22年目の告白 私が殺人犯ですのこうだいのレビュー・感想・評価

3.3
韓国映画『殺人の告白』をベースに、『SR サイタマノラッパー』シリーズなどの入江悠監督がメガホンを取り、日本ならではの時事性を加えてアレンジ!
日本中を震撼させる殺人手記を出版する殺人犯を藤原竜也、事件発生時から犯人を追ってきた刑事を伊藤英明が演じる!

【内容】
鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。担当刑事の牧村航(伊藤英明)はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し……。

ネタバレになるので多くは語れないですが…。
序盤は、本の発表記者会見・被害者に直接会う・サイン会…など、犯人なにしてんねん!って感じで事が進んでいきます。(金儲けの為だったら犯人頭良いと思うけど、やり過ぎじゃね?とか思ったり…)
なので僕は中盤まで展開を1つも考えつきませんでした。
だからこそ、中盤で4人でビデオを観るシーンで大きく展開が動いた時は、なかなか衝撃でしたねー。
ただ中盤以降は結構ベタな展開かなと。
(終盤は盛り上がりに欠けたのでここが1番の山場だったかなと思ってます)
ですが散りばめられた伏線の回収はなかなか見応えありました。

ビルの建造で時間の経過を表現するのってなんか良いよね。
主演の藤原竜也は、なかなか難しい役どころですが、しっかり演じていてお見事です。

特典映像のインタビューってなんか嬉しいよね!
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