ハヤシ

BOYS AND MEN One For All, All For Oneのハヤシのレビュー・感想・評価

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ジャニオタでLDH沼にもそろりそろりしてて女の子のアイドルもそこそこ好きな平たく言ってオタクです。ボイメンはミリしらならぬミリしりで、名前と顔写真を線で結ぶクイズあったら2問ぐらい、まぐれ含めて4問正解できるかなぐらいのレベル。ハイロー、プリレジェ、フェクモ、MCU、オーシャンズらへんをあらかたしゃぶり全員主役ものに飢えてたときにこの映画に出会いました。ありがとうボイメン。

感想。めっっっっちゃ良かったが!?!?これはアイドルの映画として最高じゃないですか?ひとりで観てなかったら恥ずかしいぐらいの号泣かましたんですが…これ観たファンの情緒と涙腺が心配…

まずこの映画はトンチキじゃない。トンチキというのはある意味褒め言葉だけど、ここで言うトンチキじゃないは褒め言葉です。フィクションだけどだいぶ現実!物語に筋と落ちがある!登場人物が堂々と法を犯さない!罪状がよく分からん状態で少年院に入っている人はおらん、誰も不可解(無理矢理)な死を遂げん、走るアメ車のボンネットに乗らん、タケコプター的なので飛びながらビラを撒くおっさんもおらん(代わりにビラ配りをする10人の男性アイドルがいる)。ボイメンがボイメンを演じている作品なのでトンチキになりようがないっちゃなりようがないのかもだけど、事務所内製のトンチキ作品に慣れてるせいなのかそこに驚きと感動を覚えてしまった。

ストーリーが良かった!ボイメン知らん人でもアイドル好きのスペック持ちならけっこう刺さる人多い気がするな〜。チョロオタにはがっつり刺さりました。内容はボイメンハウスに住むボイメン10人が、それぞれに思うことを抱えたり、ときにぶつかり合ったりしながらも頑張ってアイドル活動していくよ〜というそれ以上でもそれ以下でもないシンプルなもの。それぞれの思いがものすごく深堀りされているというわけではないかもしれない。でも個人的にはこれぐらいすっきりまとまってるのがちょうど良かった。受ける印象としては部活ものとか青春ものに近い感じ。特に良かったのは、保護された迷えるか弱き青年の発言に対してまい子さんが「自分勝手だなぁ〜」と言ってくれたところ。まずスタッフさんに感謝せえと思っちゃったので、か弱き青年を礼賛しなくて良いんだとほっとした。

本来のもろもろ何も知らないうえで失礼しますが、小林さんがママ、田村さんが長男、辻本さんが次男?パパが水野さんか、と思ったら田中さんか、と思ったら水野さんか…結果田中さんが長男でいいです?最初のシーンで小林さんめっちゃニチアサ感ある…と思ってたら仮面ライダーで笑った。ちゃむのアテレコする辻本さんがツボだった。かわいいね君は。演技したい役勢は特に演技もお上手だったのではないかと思いました。誠の皆さんは名前は覚えた。名古屋弁って普段はぜんぜん耳にしないので、この人たちいつも名古屋弁で喋ってんの?と思ったんですけど、名古屋弁で喋ってんの?「なにぃ」が出てくるたびにメチャメチャウケてしまった。

結論としては、思ってたより数段良かったし観て良かったな〜と思いました。ふとした拍子にまた観たくなるかもしれない。というか多分なる。そして、これは観たら応援したくなってしまうよね。

頑張れよ勝ぅ〜〜〜〜〜!!!!!
ハヤシ

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