子持ちで夫婦関係がうまくいっていない女性、ペネロペ演じるマグダさんが、乳房の違和感を感じ受診。乳がんである事を告げられる所からストーリースタート。
私は医療者なので、率直な感想を述べると、
まぁ、ターミナルでありながらも美しい最期を遂げるという、こんな最期を迎えたい、迎えられたらという理想を形にしたような映画ですね。
素敵な恋人ができて、イケメンで優しい先生に会って、そして妊娠して、出産して…
理想を形にした映画なので、いう事ないほど美しいです。
こんな最期をみんなが迎えられたらいいよね。
っていう斜に構えた姿勢で見てしまう自分の職業がイヤですが、
本当の意味で、生きる、とは?
を語りかけてくる映画ですね。
肉体が死んでも魂は滅びない。
魂はあなたと共に。
共感。
私も人が死ぬときは、誰からも忘れ去られた時が本当の死=いなくなる事だと思うので。
そして、最後に全ての女性達へ、と書かれていたように乳がん啓発映画でもあります。
なので、全ての女性達へこの映画をお勧めします。