nonchan

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のnonchanのレビュー・感想・評価

3.8
2000年代初頭、佐々木充(二宮和也)は、「最期の料理人」として顧客の「人生最後に食べたい料理」を再現して高額の報酬を得ていた。一度食べた味を再現できる、絶対味覚を持つ天才だが、こだわりすぎる余りに経営に失敗し多額の借金を抱えた彼は、料理への情熱も忘れかけていた。そんな時、彼のもとにかつて天皇陛下の料理番だった山形直太朗(西島秀俊)が作り上げたという、“大日本帝国食菜全席”のレシピを再現する仕事が舞い込む。
歴史の闇に消えてしまった幻のレシピを求めて「山形直太朗」を探す充。
関係者の証言から明らかになる直太朗の数々の事実、70年の時を超えて辿り着いた真実は、壮大で温かな愛でした。

原作は未読、劇場の予告編のみの予備情報で鑑賞しました。
天才的な味覚を持つ男(二宮和也)が消えたレシピの解明に挑むミステリアスな展開の映画ーと思っていたので、全てが繋がった時には鳥肌でした。
nonchan

nonchan