じょうパン

僕のワンダフル・ライフのじょうパンのレビュー・感想・評価

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
4.3
SNSとかで前からオススメされてて気になっていたので遂に鑑賞しました。
思っていた以上にかなり良かったです。
自分も犬飼いたくなりました。

◻️脚本
まず犬の視点で描かれているので新鮮で面白かったです。犬を中心に置いて描く人間関係も深すぎず浅すぎずな感じで良かったです。色々転生していく中でイーサンの犬として転生したり、警察犬として転生したり、色々な飼い主がいるなと感じ飼い主によって大分犬も変わってしまうんだなと思いました。
犬の視点なので犬が考えている事がとても面白かったです。人間同士がキスしているのを犬はペロペロと思っていたり、猫が死んでしまい人間は埋めたのに、犬はいなくなったと思い掘り返したりと犬の考えている事をセリフや行動で思いつくのは凄いなと思いました。また普段生活してて「なんで犬はあんな行動するんやろ?」と思っていましたが、この映画を観て全部が全部本当だと思いませんが、そういう意味で吠えたり動いたりしてるんだとなんか納得というかそういう部分が面白かったです。また犬は嗅覚が凄いので本当に匂いで人間の心情を感じ取ることができるのか気になりました。(炭治郎みたいでした)
最終的にイーサンの元へ戻って来れて良かったなと心の底から思い、本当にこういうのがあるのかも知れないと少し感じました。
ただハンナとも最終的に会えましたが、娘やハンナの親戚や家族はすんなり受け入れていましたが、普通は微妙な感じになるんじゃないの?とは思いました。

◻️映像
やっぱり犬の視点なので全体的に低く撮られているのが印象的で人間の顔をあえて切っていているなという画角もあり、犬の視点というのにすごくこだわっているなと伝わってきました。また撮影は本当の犬を使っているのかCGの部分もあるのかが気になりました。おそらくほとんど本物だとは思いますが、すごく撮影大半だったただろうなと思いました。

◻️まとめ
久しぶり幸せになれる映画に出会えました。なんかもうイーサンが農業高に行くシーンとかラストとか結構ウルッと来ました。
本当に観て良かったと感じたので全人類にオススメできる映画です。

2024 12本目
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