このレビューはネタバレを含みます
脳の働きも電気信号っていう話。
何故か体内の電気信号はなくならず、でも脳や筋肉を動かす電気信号は何らかの理由で弱くなって、頭は馬鹿に身体は愚鈍になってしまった人間しか出てこないSFと考えるとギリギリ理解が出来る。
それでも電車も車も動いてないのに飛行機は飛んでると考える思考能力と、何故か飛行機も飛んでない空港に入らせないように無駄に警備している警察に始まり、トンネルが暗くて目の見えない人に案内して貰う、国道を使わず意味もなく川を渡って死にかける等々、ずーっと登場人物全員の頭の悪さにイライラする。
東日本大震災前の映画だと思ったら震災後の作品だったことにもびっくりした。
出演している役者さん達が豪華な点は良かった。