サバイバルファミリーのyumiのネタバレレビュー・内容・結末

後からじわじわといい映画だったなあと思えた作品。見終わった後いかに自分の生活が贅沢であり、また今の生活はほぼ電気によって成り立っていると実感して怖くなった。役者の人はみんな上手いし、一番好きなシーンは、子供達がお父さんに対して我慢の限界という時に、いつも優しいお母さんは自分勝手なお父さんを叱るわけでもなく、ただ「分かっていたことじゃない！お父さんはそういう人なんだから！」といいはなつシーン。お父さんがとてつもないダメージを受けたシーンで私もどうしてだか、ズーン衝撃を受けた。このシーン以来、お父さんはいい人になるんだけど、一番怖いのって、叱られることじゃなくて見放されることだと思った。とにかく役者の演技も相まって迫力のあるシーンで大好き。最後はたたむを急ぎ過ぎたせいか、少し性急に見えた。お父さんが息子を否定してばかりで、最後にはやるじゃんとか認めるようになるのかなと思えばほったらかしだし、お父さんが消炎を上げた時、あんなのに遠くて、しかも列車に乗ってるのに一発でお父さんだと気づくの無理ないか？？笑笑所々作りが雑だったのは残念だった。けれど、役者も豪華で、変な人を使っていないから見応えのあるいい作品だった。