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The Best Way to Walk(英題)のseapony3000のレビュー・感想・評価

The Best Way to Walk(英題)(1976年製作の映画)
5.0
男子だらけのひと夏のサマースクール、子どもたちのあれこれかと思いきや、教官クルーたちがメインになってた。大の大人がガキまるだしホモソグループの長はいちばんマッチョなドヴェール。体の動きもさすが。ゲイなのかとおもいきや女装趣味のクローゼットなパトリックブシテーがとにかく素晴らしい。醜い男たちの虐めやからかいに臆せず対話しようとするブシテーがほんと良い。対話を重ねてもさらに状況はギスギスして悪化するばかりだけど。毎週尋ねてくる恋人のクリスティーヌパスカルと森で裸になるけど上手くいかない場面も良い。エロ写真持ち込んでクビになる若いミシェルブランがプール前でジタバタ悪態つくとこも最高。子どもたちのことは詳しくは描かれないけどやっぱし同じ社会になっているのがわかる。所長がご意見箱開けたらゴミ投書しかないのを教官たちが下衆に喜んでるのもほんとガキかオメーラ。お別れパーティーでのブシテーの正式女装とマタドールコスのドヴェールとのタイマン。部屋のドアの取手が壊れて窓から地面へストンと落ちるシーンも生々しくてよかった。撮影:ブルーノニュイッテン
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