たい

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~のたいのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2021.3.8

主人公が耳が聴こえなくなっていき、その周囲の人々や環境に対する変化を描いた作品
「難聴はハンデではなく、治すものでもない」
この言葉は非常に沁みてくる
また、残酷な世界の中で静寂が心の平穏をもたらしてくれるというのは、何気なく我々が1人の時間を求めるならことと似ているのかもしれない

映画の演出としては、音の切替が印象的
平常、ノイズ、静寂と行き来するのは、切なさも感じた
タイトルのメタルも主人公の音楽ではなく、手術後に聴こえる音を指しているのだろうか
たい

たい