トランスマスター

マグダラのマリアのトランスマスターのレビュー・感想・評価

マグダラのマリア(2018年製作の映画)
4.0
♯192 クリスマスに観る映画第一弾

毎年この時期になるとシアトル発の某会員制倉庫店に陳列してある[イエスの誕生]のフィギュアが気になります。
今年旬の俳優ホアキン・フェニックスが、ナザレのイエスを演じ、タイトル通りマグダラのマリアが主役の設定。キリストの説法と奇蹟や使徒との関係を通して映像化したシオニストの作品です。

◆良い点/注目ポイント
・聖母マリアからマグダラのマリアに対する姑の圧力が凄いです。
・ホアキン・フェニックスのエルサレムの神殿での憤りや、魅力的な説教、聴衆からメシアと呼ばれるところなど結構鳥肌の立つ場面があります。
・最後の晩餐のシーンでイエスの隣にマグダラのマリアが座っているところを見るとダ・ヴィンチの[最後の晩餐]のイエス向かって左の人物は、聖ヨハネでは無いかもしれません。

◆改善点
・マリアが売春婦なのか聖女なのかイエスの子を身篭ったのか否かが全くわかりません。

◆総括
・私は日本の八百万の神々に魅せられた神社の御朱印コレクターの為
あまり新約聖書について詳しく無いのですが随所に鳥肌の立つシーンがありました。

-2019年193本目-