デイライツ・エンドの風来坊のネタバレレビュー・内容・結末

謎の疫病によって人類のほとんどが凶暴な怪物となった荒廃した近未来を舞台に、怪物に家族を奪われ憎悪を抱く男が壮絶な闘いを挑む。ホラーアクション。

マッドマックスのような世界観にゾンビをプラスした感じの舞台設定。銃撃戦は迫力がありますし、主人公達がライフルを持って走り回る様はカッコいいです。出演者はは軍人か元軍人かと思うほどに重火器の扱いがリアルで様になっています。ゾンビというかクリーチャーの素早さ追って来る感じに恐怖を感じるしヴィジュアル面は申し分ないと思う。

しかし何故かイマイチ面白くない…ストーリーがヴィジュアルと設定に追いついていない気がします。話が進んでいるようで進まない「ちょっくら敵のボス倒して来るぜ」って勢い込んで突入したが敗走でクリーチャー引き連れて戻って来て最初の砦で闘いってまさかの牛歩戦術。クリーチャーはゾンビのようではあるが日光に弱い「アイアムレジェンド」のクリーチャーのような設定。日光に弱い筈が窓から射し込む日の光には無反応なんですよね(^o^;)

ヒロインにはイライラさせられました…命の恩人とか散々持ち上げて自分で砦に誘っておいて突然、信用できないとか連れて来たのは間違いとか抜かす始末なのにラストは名残惜しそうにしてるってどんだけツンデレなんだよ(゜д゜)

主人公を演じる俳優さんはアメリカのロックバンドに居そうなワイルドでマッチョなイケメン。と思ったら歌手としても活動しているらしいです。
ラストはこの手の映画で王道のアウトローな終わり方でカッコ良かった。ストーリーが魅力的ならもっと面白くなったのになぁと残念さが残る映画でした。