コテージにやってきた2組のカップルのドラマと聞けば、ラリユー兄弟の『描くべきか愛を交わすべきか』のような映画かと思ったが…何か思っていたのと違う。LGBTモノと言ってもそれは一つの要素として存在するだけでメインは中年女の内省的な話だし、これはちょっと擁護できないなあ。まあ俺そもそも『描くべきか愛を交わすべきか』見てないんだけど。それはさて置き、フロリアン・ゴットシックはこの翌年に『Fucking Berlin』という女子大生の二重生活を描いた映画を撮っていて、本作よりも評価が高いらしい。俺も断然そっちの方が観たい。