惜しいデンマーク産モンスター映画。
モンスターか青春か家族か、どこかひとつに注力して作り込んでいればなぁ….と思う。
モンスターの造形が結構面白いので、ヤツらがもっと暴れるのを見てみたかった。ダニーとリーの恋もツボをおさえたもどかしさで、いい感じのとこまで行ってた。兄弟や父母の話ももっとイヤな感じになるとこまで見たかった。
ただ、そのどれもが“あー、それで終わりかー”という塩梅。しかも終盤の外に出てからの展開がなかなかに雑。
『クローバーフィールド』をもじった邦題なのかな？ 原題は『Dannys Dommedag（英題: Danny's Doomsday）』ってことで『ダニーの終末』って感じだと思うんだけど、確かにそういう部分で普通のモンスター映画とはちがう物にチャレンジしてるのがわかるだけに残念。
