やっぱりまだ社会人として働いたことがないから、私がこの映画に評価出来るべき人間じゃないなと思った。
学生の時に思っていた死にたいは本当に厨二病の延長であって、社会に出て戦っている人がもう限界まで頑張って頑張って出した死にたいとは比べ物にならない。死にたいなんて比べるものじゃないかもしれないけど、簡単に死にたいなんて言っちゃいけないっていうこと。今の若者は私も含めてすぐ死にたいっていうけど、純みたいに病気じゃないのに自ら命を自分の意思で無くしてしまう人もいる。自分の意思じゃなくて会社がそういう風にマインドコントロールしてるっていってもおかしくない。
ゆとりはすぐグズグズ言うだとか、芯がなってないとか、甘やかされて育って来たとかいうけど、そのように育てたのはゆとり世代をつくった大人であり、それを責められたって私達は困る。文句を言うならゆとりという制度をつくった偉い大人達にいって欲しい。
自殺が増えるのはゆとりをつくった大人とゆとりを認めない大人のせい。その狭間で揉みくちゃにされている私達は何も悪くない。これだけは本当に強く言いたい。その世代の大人達が死んで、私達が部長や課長世代になり、新人が入って来たら彼らの気持ちがわかるので自殺する人は激減すると思う。
