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斉木楠雄のѰ難のYのレビュー・感想・評価

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)
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【アニメ版のテンポの重要性】

正直、物足りない!
燃堂の顎を見れば分かるように、キャラクター一人一人のビジュアルも気合いが入っていて完成度も高かったです。
ストーリーの大筋も加工することなく、かなり忠実でありがたかったのですが…

アニメを見てる方なら分かる通り、この密度のストーリーが毎回30分弱で収まっているから丁度良く、今作は少し退屈でした。
さらにアニメ版のキャラクターのやや早口の一定した喋り方や展開のテンポの重要性を思い知りました。

照橋タイムが多く、橋本環奈さんの顔芸は見事だったのですが……ウーン!心のどこかで(照橋さんではないな…)と感じることが多かったです。あの熱量は照橋さんにしては重かったように感じたり…。

賀来賢人さんの白目の剥き方、抑えきれない元ヤンである本当の自分が垣間見える瞬間がとても面白かったです。
海藤瞬が吉沢亮ということで、あのイケメンに中二病、海藤瞬のあの残念感が増しててとても良かったです。

同監督の変態仮面も銀魂も大好きなので、期待しすぎた面があったのかもしれません。
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