たけうち

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のたけうちのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

声優さんが変更されてからのドラえもん映画はずっと観ておらず、新作を観に行く前に何か観ておこうかと選んでみました

熱い夏の日に、いくらでもかき氷が食べたいとだだをこねるのび太を南極に連れていってあげたドラえもんは、そこで氷でできた遊園地までひみつ道具を駆使して作っちゃったりして、他のメンバーたちも呼び、色々あって過去の失われた文明の証拠を発見し、その調査の冒険に出かけよう! というストーリーのはじまりでした
そうそう、ドラえもん映画ってこの5人が何やかんやあって一緒に行動し始めるパートがいいんだよねって懐かしくなりました

その後、南極での冒険パートからドラえもんのコミックにある『地底の国探検』を思わせる道具とエピソードが入って、地球の古代文明と遠い星からの来訪者とタイムパラドックスのエピソードがぎゅぎゅっと詰め込まれていて、ち、ちょっとそれぞれのエピソードの掘り下げもっとしてほしいなと感じました…情報量多いのに深掘りが足りないような
特に、南極の地下に眠る古代文明と氷の巨人像と擬態するペンギンロボットって、なんでこんなとんでもないものが? って部分が語られ切れてなくて、もやもやしました
地球の10万年と宇宙の10万年が響きあって、望遠鏡越しにハッピーエンドを知るのはとてもエモいしドラえもんらしいとも思います
モフスケことユカタンとその仲間たちは、むちゃくちゃ可愛いし、色んな色の子がむぎゅむぎゅしてるシーンとかは最高でした
元々は『宇宙開拓史』にいた1頭身の象のキャラクターが、南極が舞台のこの映画に登場するにあたりマンモスになったのはめちゃくちゃいい、素晴らしいです
(凍結冬眠が10万年なのは、ほんとに大丈夫なのかそこもモヤモヤしますが…)
思えば、冒頭のドラミちゃんがちゃんとメイクした占い師をしてて、その占いも見事に的中してるのってすごく可愛いし面白いです
良いところと気になるところ、どちらも多めの作品でした
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