谷に降り注ぐ大粒の雨
森の中を流れゆく
谷の花アヒヒ・レフアの
つぼみを探して
さようなら貴方 さようなら貴方
木陰にたたずむ素敵な人
別れの前に優しい抱擁を
また会えるその時まで
主人公の娘スアンが歌うアロハ・オエ
彼女はどんな思いでこの曲を歌ったのだろうか?
発表会の為練習した曲。しかし
仕事で来れない、来ない父を思って
途中で歌うのを止めてしまうスアン
そして巻き起こる怒涛のパンデミック
これでもか!とまさに波のように襲い掛かる描写
しかも閉ざされた列車の中
偶然、居合わせただけの人々の思い
個人主義、利己主義と言われる今
自分さえ良ければ良い。だけでは済まされない状況
ゾンビ映画ではあるけど
人を思いやる気持ち、優しさ、父と子の愛情
ゾンビ映画の幅の広さ、可能性を見せられた
そして
どんな気持ちでスアンはアロハ・オエを歌ったのか?
是非、劇場で確認しよう