特急電車。
感染。
ゾンビ。
父と子。
家族。
釜山に行けばこの感染は終わるのか？
別れた妻に会いに行く、夫と子。
だが、街では暴動が頻発し、
何かの病気に感染した人々が暴れ回り、
ウィルスと化して、感染者は増え続ける。
生きた死体というより、ヤバイウィルスで
化け物になった人間たちがひたすら襲ってくる。
地獄と化した韓国。
生き延びるには、新幹線で釜山にたどり着く？
仕事ばかりで、家族を蔑ろにした男が、
娘の危機にあい、父として覚醒する
泣けるお話。
勿論ゾンビものとしても王道で普通に面白く、化け物となった人間が無数に追いかけてくる姿はゾンビ映画のカタルシスを大量に得られる。
特急電車という密室とダンジョン性をうまく映画に盛り込み、お約束なデスゲーム的に退場していくキャストなど、王道ホラーを描きつつも父と娘のドラマも際立っていて、普通に良作の娯楽大作。
この映画が韓国での年間チャート上位なんだから韓国の映画のレベルの高さを感じる。
まぁ若干大衆向けでマイルド。
