1800円支払おうと思ったら、なんと2500円。
なぜなのか？と思ったら、3面マルチスクリーンのScreenXというのが対応しているとかで。
この「新感染 ファイナル・エクスプレス」評判がかなり良かったのだが、
観てきた感想は納得できる面白さ。
だが、邦題がかなり損をしているように思う…。
原題は「Train to Busan」すなわち「釜山行き」なのだが、邦題は全然違っていてちょっとチープな感じ。
もしやこの電車のストーリーからして「新感染」と「新幹線」をかけているのかな。。
ざっくり、電車の中でのゾンビ映画なのだが、これが爽快なアクションありの人情劇ありの、スリル有りの最初から最後まで楽しく観ることができました。1番感じたことは有事に対する人間の品位。
良く日本人は震災などの有事のときこそ、一致団結して節度ある行動を世界でも賞賛されることが多いが、韓国人はこういう行動をとるのか？というメッセージにもなっているのかも。と勘ぐりました。
今回1番の敵はゾンビなのだがそれ以上に人間が怖い…。
節度の無い自分だけが助かりたい的な自己中な行動を取る人が多いこと多いこと。
そんな人間の心のむき出しの部分もあるかと思えば、きちんと家族の切なさも描かれており、最後涙してしまいました。
あの子役の女の子の演技がめちゃめちゃ上手で、あのお芝居観てるだけで泣けてしまう…。韓国の天才子役ってことなのだね！
あまり観たことはなかったのだけど、韓国映画やドラマってどうも苦手な分野でした。まさか自分が韓国映画を観るなんて思ってもいなかったのだが、
実際に観てみると、さすがにこれは日本では作れない映画だな。と感心。
CG技術も凄いしスリルあってものすごく面白かったです。
韓国映画をみくびっていた…。
また、韓国の映画やドラマを観たこともなければ、実際に韓国に行ったこともない未知の世界だったので、韓国の鉄道や駅の雰囲気が特にわかって楽しかった。
コレを機に韓国にも行ってみたいなぁ。と思いました。
やっている劇場はあまりないけども、大傑作の本作。
オススメ。
