なんてものを作ってくれるんだ、よ。
怖い腹立つ泣ける怖い腹立つ泣ける怖い腹立、、がエンドレスで続く2時間。
感情が休まる暇がありません。終わった後にどっと疲れが出る（とにかく疲れるんだ）
そして、中盤から（特にも後半）は、もう涙が止まらなすぎて困った。あまりにも泣きすぎて、帰り道の車の中でもハンドル握りながら、しばし思い出し泣きしたくらい（泣きながら運転する女。怖いです！）それだけとても心に深く迫った。
そして、単なるパニック映画じゃなくて、人間の汚いところも尊いところも描かれているのが良かった。
誰をとっても、その人がなぜそういう行動をとる意味が分かるというか、不自然さを感じない（共感するしないは別）
ゾンビ映画というと思いきり非現実的だけれども、何かのキッカケで自分や大切な人が それまでと変わってしまうという事象はあり得ない事ではないわけで、、、
そう思うと全く他人事ではないというか、自分なら果たしてどういう気持ちになり どういう行動を取るだろうか…と突きつけられる。
そしてまた、ちょいちょい映る田舎の街並みが日本と変わらないし（日本ですと言われたらそう思う）、KTXの車内も駅も出てくる人達の顔も今の日常の風景と大して変わらないから、自分と全く関係のない世界というよりすごいリアリティがある。地続き感。
ハリウッドでリメイクされると聞いたけれど、日本人にとってはハリウッド版よりも韓国版の方が、よりリアルに響くのではないかと思った。
最後に。
子供を使ってくるのは卑怯だー！！！！！
泣くに決まってるでしょーー。
つまり最高！！
