ハンポコナヨツナ

新感染 ファイナル・エクスプレスのハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

4.0
韓国産の感染パニック映画。

韓国の高速鉄道・KTXを舞台にしたゾンビ系パニックサバイバルアクション。
メインは高速列車という密室でのサバイバルとなりますが、序盤の発車シーンからなかなか良い描写になっており、KTXの車体の特性を活かした作品になってます(手動のドアとか)
また、感染者がなだれ込んでくる様などの映像もそんじょそこらのハリウッド映画に負けておらず、かなりハイクオリティな作品となっておりました。

ストーリーも主人公親子以外に同時並行して描かれる乗客それぞれのストーリーがうまいこと配分されており、人間ドラマとしてもなかなか見応えのある一作となっております。
とにかく盛りに盛って、コレいったいどうやって収集をつけるんだろう?…と、思っていたラストがなかなか秀逸で、とても良い余韻を残してくれますね。

邦題の“新感染”は新幹線(韓国の高速鉄道=新幹線)にかけたのかな?(笑)