このレビューはネタバレを含みます
観よう観ようと後回しにしていた作品。
年末年始で片付けを決意(笑)
パニック系によくある設定、よくある展開ではあるが、出ようと思えば出られるけど出られない、新幹線内というのが新鮮に感じた。
いいキャラや情緒のあるキャラもいなくなってしまうサバイバルタイプはドラマも映画も苦手だが、もう設定からしてほとんどいなくなるだろうとは思っていたのでそこまで苦しまずに観ることができた。
人は窮地に立たされると誰しもが醜い感情を持ち行動してしまうことが、如何に最悪な結果を招くのか改めて気付かされた。
この映画でも、はじめは自分達だけが助かればいいという考えの主人公が、あらゆる局面を乗り越えながら、助け合う精神の大切さを知り、そして当たり前に側にあるもの(存在)はいつまでもあると思ってしまうあの感情や行動への後悔を学び、最後にはゾンビになる直前穏やかな気持ちで生涯を終える。
ゾンビ化、、は無いと信じたいが、災害が多い昨今、限られた場所、物の中でいかにお互いが思いやりを持てるかが大事なんだなと。皆、同じ状況だからね。
この二つに気付かされることが、この映画の満足度をあげていると思う。
そしていかなる状況でもコンユがかっこいい。ほんとに素敵な俳優さんだなぁ。
ちなみにこの作品を観る前に、ソウルステーションパンデミックを観た方がいいと勧められ観たが、正直観なくても話はわかるし、映像はカタカタ、声もあわないわ、ずっと叫んでてうるさいわで終始不快でした。。